24.42.彩芽

314: 名無しさん :2018/11/08(木) 00:28:24 ID:EqWPjWRo

「あらあら、ウズのおじいちゃんは鼻の下伸ばして気絶しちゃったみたいね。あの人らしいっちゃあの人らしいわ。」
彩芽に目をつけたスイビはゆっくりと彩芽の体を持ち上げて、メガネに手をかけた。
「………んぅ………?」
「あらぁ~♡ちっちゃいお顔、かわいい唇、ぷにぷにほっぺ……なんて可愛い子なのかしら♡」
「あ……あれ……?目の前に妖艶なサキュバスがいる………ボクサキュバスには嫌な思ひ出が……」
「あら、私は魔物なんかじゃないわよ~?スイビっていう名前がある立派な討魔忍の女の子なんだから♡」
スイビは犬歯をキラリと光らせて、彩芽の首筋に口を近づけていく。

「え………な、なに………?」
「決まってるじゃない……あなたの血を全部吸ってあげるの♡かわいい女の子の生き血は最高なのよぉ?」
「う、うわあああああっ!」
口をガバッと開いたスイビを突き飛ばして、彩芽はよろよろと後ずさった。

(な、なにか武器になるものは………ボクの鞄は……?てかどういう状況だよこれ………!)
必死に辺りを見回してみるが、周りの仲間たちは拘束されていたり戦っていたりでそれどころではなさそうだった。
「怖がらなくてもいいのよ?私の吸血は快楽も送り込んじゃうんだから♡ガチレズ吸血鬼の異名は伊達じゃないのよ~?」
「伊達じゃなかったら尚更嫌だよ!てかガチレズなら瑠奈とか鏡花とか胸でかいやつのほうがいいんじゃないか?ほら、体積が多い分中に入ってる血も多そうだし………」
口八丁で乗り切れるものなら乗り切りたい彩芽だったが、スイビはゆっくりと近づいてくる。
「そりゃまぁ、赤ちゃんみたいに乳首に噛みついて下からのアングルを楽しむのもいいけど……あなたみたいな普通のかわいい女の子が好きなタイプもいるのよぉ♡」
「ぐ……!万年栄養失調気味のボクの血なんか美味しくないはずなのに……!あっ!」
「さぁ、逃がさないわよおチビちゃん!!」
後ずさりをしていた彩芽の手がついに壁がついた瞬間、スイビはすばやく飛びかかった!

316: >>314から :2018/11/10(土) 01:44:04 ID:???
「こ、こうなったらボクも現実世界の回想パートからの覚醒に入るしか……って肝心の亜理沙がいない!」

「訳の分からない事を言って煙に巻こうとしても無駄よぉ♡さぁ、大人しく私のご飯になりなさぁい♡」

スイビのチャームポイントである発達した犬歯が、カプ、と彩芽の首筋に刺さる。

「ぐ、痛っ!」

血管に突き刺さった牙による、鋭い痛みに声をあげる彩芽。だが、本番たる吸血行動はこれからである。

「んく、んく……ぐちゅ、ぢゅる……」

「ちょ、ま、ぐ、つぅう……!」

彩芽の首筋から、ドクドクと血を吸うスイビ。体の中から大事なモノが抜けていくような感覚に苦しめられる彩芽だが、次の瞬間には、その痛みは快楽に置き換わっていた。

「んんぅ!?ひ、ぁ……!」

知らず知らずのうちに内股を擦り合わせ、熱い吐息を吐いてしまう彩芽。そんな彼女を見て、スイビは彩芽の首筋から口を離して、恍惚とした表情を浮かべる。

「ぷはぁ、お・い・し・い♡」
「ん、うぅ……!瑠奈、唯、助けてくれぇ……!」
「あ、彩芽!」
「瑠奈は休んでて!私が彩芽ちゃんを!」

ダメージの色濃く残る瑠奈を休ませ、スイビに襲われる彩芽に駆け寄る唯。

「逃がさないよ唯ちゃん!ドローンが破壊されようと、僕にはアバター召喚がある!」
「カイ殿!助太刀致す!」
「デュフフフ!」

が、突然現れたカイ=コガとそのオタク仲間の電子アバターたちが、唯の前に立ちふさがる。
そして鏡花の方も、グリズを相手に決め手に欠けていて救援する余裕はない。

「んふ♡カイ君たちが時間を稼いでくれてる間に、ちゃ~んと吸い尽くしてあ・げ・る♡」
「ちょ、ほんと、ただでさえ貧血なのに、これ以上血を吸われたら……!」
「大丈夫よ、死んじゃっても眷属にしてあげるから♡」

再び彩芽の首筋に牙を突き立てようとするスイビ。絶対絶命かと思われたその時……!



「待ちなさい!その子をレズ責めでトロットロにするのは、この私……サキュバスのサキノよ!」



予想外の乱入者が現れた。

317: 名無しさん :2018/11/10(土) 10:49:26 ID:???
「お前は!……えーと、サキュバスの……助けに来てくれたのか!?」
「ふふふ……覚えててくれたのね。そう、アナタの初めて♥を頂いちゃった、サキノよん♥……ま、ここにはたまたま通りがかっただけだけどねぇ~ん」

赤い瞳にツインテールに結んだ髪。頭には角、背中からはコウモリ羽を生やした、淫魔とも呼ばれる人型の悪魔。
かつて彩芽を襲ってファーストキスを奪い、トーメントを追放された……彼女の名は、サキュバスのサキノ。

「あら、魔物がこんな所まで入り込むなんて……油断も隙も無いわねぇ」
一方「血華のスイビ」も、ガチレズではあるが曲がりなりにも魔を討つ忍び『討魔忍衆』の一人。
魔物が街中、しかもムラサメ城内にまで侵入したとあっては見逃すわけにはいかない。

「え。初めてって……」
「彩芽ちゃん……け、けっこう進んでるんだね……」
「ちょっと待って唯!?なんか誤解してない!?」
……と、三人がどうでもいい所で動揺している中、互いににらみ合い火花を散らす。

「討魔忍衆『血華のスイビ』……相手にとって不足は無いわ。私とレスレイプ合戦で勝負(デュエル)しなさい!」
「ふふ……まさか淫魔にまで私の名が知れ渡ってるなんてね。いいでしょう、受けて立ってあげるわ」
(…なんつー火の玉ストレートな勝負名……なんだか大変な事になってきたけど、とにかく助かった)
清楚ビッチ小悪魔系ロリ巨乳美少女と、露出過多妖艶ナイスバディ吸血魔女に挟まれ、
平べったい胸を撫でおろす彩芽だったが……

「…じゃ、ルールを確認するわ。
二人でターゲットを挟んで前と後ろから責めまくって、より多くイかせた方が勝ち。
媚薬も吸血もアリのバーリトゥードでいいわね?」
「ふ……望むところよ」
「ちょっと待て!ターゲットってボクかよ!!」
……ぜんぜん助かってなかった。

(前攻サキノ!後攻スイビ!…デュエルスタンバイ!!)
アバターの一人がなぜか審判をやらされる。

「やっ……やめろっ!レズりたいならお前ら二人でやればいいだろ!」
(スタート!)
「ふふふ……それじゃ改めて」「いただきま~す♥」
(……ちゅぷつ……くちゅっ!!)
「ううっ……なんでボクはいつも、こういう奴らにばっかり気に入られるんだ……んぶっ!?」
試合開始の合図と同時に、正面に立ったサキノが彩芽の唇を奪い、背後からはスイビが彩芽の首筋に噛み付いた。

「んっ……っむ……ぷはっ。なんでアナタが気に入ったかって?そんなの決まってるじゃない……かわいいからよ」
「う、くっ……ん、ぷ、はぁっ……!……」
淫魔特有の長い舌が、彩芽の咥内をすみずみまで舐り回す。
互いの舌がねっとりと糸を引きながら離れるのを恍惚とした表情で眺めながら、サキノは彩芽の耳元で問いの答えを囁いた。

「ふふふ……言えてるわね。見た目はムッツリなのに、ちょっとイジっただけで……」
「ひっ…!…や、そこ、だめぇ……きゃ、ふっ……んん!」
スイビも吸血していた牙を離すと、彩芽の乳首を指先で弄びながら、耳たぶを甘噛みする。
力加減を変える度に彩芽の声色と表情がコロコロ変わるのを、楽しんでいる様子だった。

「ふふ。こんなに反応しちゃって。知識だけ偏ってて、身体はウブなのが丸わかりね♥」
「普段は低い声なのに、ヨがると甘ぁ~い声になるのね。そこもたまらないわ♥」
「おっぱいがちっちゃい分、全身密着できるし」
「こんなにレズりがいがある子、なかなかいないわ……貴女、もっと自分のミリョクを自覚した方がいいわよ?」
「は、うぅ……そんなの、お前らに褒められたって全然うれしくな……やあああああんっっ!!」

スイビが彩芽の両乳首を強く捩じり、サキノが彩芽の胸からお臍、そしてヴァギナを貝合わせで擦り付けると、彩芽は小さな体をガクガクと震わせて絶頂に達した。

……だが、淫魔たちのデュエルはまだ始まったばかり。この快楽地獄から抜け出す術はあるのだろうか……

318: 名無しさん :2018/11/10(土) 12:15:28 ID:???
「あ、彩芽ちゃんっ!…は、早く……助けないと……!!」
「くっ……何よ、この影みたいなの……取れないっ……!」
(邪魔はさせないよ、唯ちゃん……ドローンを壊されても、この部屋の監視カメラを通じて君たちの動きを封じる事ができる。
みんな仲良くアバター達の餌食になるがいい!)

(最悪だ……唯達は動けない……鏡花も、亜理紗も……だいたい、どうしてボクが『五人の戦士』なんだ?
他の四人と違って、ボクなんて……剣も魔法も格闘技も使えない。トーメントの、バケモノみたいな奴らに対抗する力なんて……)
単純な筋力で言えば、スイビやサキノは一般人とそこまで大きく変わらない。
だが、彩芽の筋力と運動神経は、一般人を大きく下回っていた。ついでに視力とコミュニケーション能力も。

(前後交代!前攻スイビ!後攻サキノ!…スタンバイ!!)
「ふぁ……もう、やらぁっ……やめ、てぇ……」
「ふふっ……だ~め♥それで押し返してるつもり?」
「クスクス……生意気な子には、お仕置きが必要ね♥」
「ひっ……やぁっ、もう、吸わない、れえぇぇっ……!」
……故に、例え彩芽が二人の責めに抵抗しても、力で押さえつけられれば逆らえない。
そうして適度に嗜虐心を煽ってくれる所も、彩芽の「ミリョク」と見なされてしまっていた。

「ひゃうっ……ぼく……また、イっちゃうぅぅっ……!!」
(『戦士』なんかじゃない……ボクはいつも、サラさんや桜子さんや、亜理紗達に守られてるばっかりで……)
「今のポイントは、25対12で私がリード。でも……」
「ええ……前攻の方がイかせられるポイントが多いし、この程度のリードは想定内ね。
後半戦に入って、ターゲットの抵抗力は弱まっている。勝負はこれからよ……!」

『貴女にはきっと、素質があると思う…私のパートナーになってくれないかしら?』
『わたくし達が力を合わせれば、どんなに強大な敵でも、きっと道は開けるはずですわ!』
『彩芽さん、早速ですが、貴女の力を貸してもらえませんか?』
『彩芽ちゃん!お願い!ルミナスのみんなを救って!』

サラさん……亜理紗……鏡花、唯……どうしてみんな、こんなボクの事……
ボクなんて、アヤメカが無ければ何もできない……ただの足手まといなのに。

スイビとサキノのサンドイッチ快楽責めで意識が混濁し、プチ走馬灯状態の彩芽。
本当に追い詰められると出るもんなんだな……と、彩芽が感慨に耽っていた、その時。はたと気づいた。

(いや、待てよ。あるぞ……メカ)
体の一部過ぎて忘れていたが、彩芽のメガネは様々な機能を持つデバイスである。
教授に首輪を付けられていた時は、ヘッドフォンで音を遮断し、特殊メガネで言葉を文字に可視化して話をするという、非常にめんどくさい生活をしていた。
視線や音声などでコマンドを入力すれば……二人に直接攻撃は無理でも、唯達の拘束を解くぐらいはできるかも知れない。

「んっ…♥…きゃっ……もう、いきたく、ないぃっ……♥」
「ふふふ……彩芽ちゃんたらそんなこと言って、身体の方はイキまくりよ?……これはポイント三桁台後半の勝負になるかしら」
「後半の前攻を譲ったのは失敗だったわね、サキノ。
前半の貴女の責めを見て、気付いたわ……彩芽ちゃんはズバリ!お臍が弱いんでしょ!!」
「ひひゅっ!?やっ……だめ、そこ、やあぁぁっ……♥♥」
「ふ……そこに気付くなんて、流石ガチレズで名高い『血華のスイビ』。
……だけど、私の切り札はもう一つ残っているわ!淫魔秘術『テイルドリル』!!」
「やあぁぁっ!?…や、ら……おしりは、いやああああ!!」

だが、それは……彩芽に前後から密着する二人に悟られないように、そして二人の責めに堕とされる前に行わなければならない。
古垣彩芽……又の名をスーパーハッカーAYM。
己の貞操を賭けた緊急ミッションが、今密かに幕を開けようとしていた。

319: 名無しさん :2018/11/10(土) 16:59:26 ID:???
「ちゅ、ちゅ、ちゅぷくっ……ちゅるっ、ぢゅちゅっ……♥」

「やっ!?なめ、な、ひぃっ!?ぁあああああ!?はな、せ、えっっ……っ、く、あぁぁっ……も、だ、ぃくぅぅっ……♥」

スイビの舌が焦らすかのように彩芽のへその周りをぐるりと舌でカーブしたかと思えば、一気に奥まで突き入っくる。
その技量に悲鳴をあげて、再び絶頂するしかない彩芽。だが、スイビがへそを舐める為に俯いている今は、特殊メガネを操作する絶好の機会でもある。

(ま、まずはマルチ機能を起動して……)

視線入力でアヤメガネ・マークⅡを起動して、レンズに難しい文字列を並ばせる彩芽。後はアバターにハッキングを仕掛けるだけだが……

「んっ♥私の、尻尾の先っちょ……♥入って、くぅ♥」

「ひゃあああああ!?それだめぇっ、ずぼずぼしないれぇ……!」

後ろからサキノの尻尾が、彩芽のアヌスの奥へ奥へと侵入していく。彩芽の懇願を聞き届けるはずもなく、尻尾は肛虐ピストンを始める。奥まで入ってきたかと思えば次の瞬間には抜き出され、また括約筋を掻き分けて中に入っていく。

前後からの責めに集中力が保てず、ハッキングは遅々として進まない。


(で、でも、やらなきゃ……!マジでボクの貞操が……!)

「ん、あぁあああ♥もう、やだぁあああああ!!!」

頭をぶんぶんと振って嫌がる素振りを見せつつ、眼鏡のレンズに浮かぶ文字列に気づかれないようにする。ネペンテスの時も似たようなことやったな……と思っている間にも、へそ責めとアナル責めは激しさを増す。

「ぢゅる、れろぉ……!ちゅっ、ぢゅぅうぅっ♥️はぁぷ、んぢゅっ♥ぢゅぶブぶぶぅぅっ♥」

下品かつ淫猥な音を立てて、スイビがへそに埋めている口の動きを加速させる。

「あ、彩芽ちゃんのお尻の中、ぎゅうぎゅう締め付けてきてぇ……♥私も、尻尾だけで、イっちゃいそうだわぁ♥」

ぬぐッ……ぐぷ……っ!ぎゅち……!ずぷぅ……!

サキノの尻尾の動きもさらに加速し、いつしか彩芽の臀部からは、少なくない液体が分泌されていた。

「きゃはぁっ!?あっ、うぐぅっ……お、おぉおぉぉっ、もう、無理ぃ……!」

また絶頂を極めさせられ、落ち着こうと息を荒らげているうちに、再び絶頂させられる。

(も、もう、駄目、だぁ……!い、急がないと……!)

「堕ち」てしまうまで余裕がない事を本能的に理解した彩芽は、脳内でアドレナリンがドバドバ分泌されているのを感じながら、大急ぎで視線入力でハッキングを進める。

(よし、これでアバターたちはしばらく消えるはず……!本当にはコントロールを奪いたかったけど、もう限界だ……!)

途中から隠匿をほとんど放棄して、なんとかハッキングプログラムを完成させる彩芽。果たして、この拙速が吉と出るか凶と出るか……!

320: 名無しさん :2018/11/11(日) 21:52:03 ID:???
「あっ♥ あっ♥♥……も、らめ、イくの、とまら……にゃああああ♥♥♥」
(あーーっと!淫魔サキノ選手、背筋からうなじを舌で舐めまくり、乳首責めに尻尾の肛虐ドリルピストンで攻めまくり!
対するガチレズ吸血鬼スイビ選手も、おへそ責め、手マン、吸血で猛追!ターゲット、息もつかせぬ連続絶頂だ!
果たして勝利の女神(ガチレズ)はどちらに微笑むのか!いかがでしょう、カイセツさん!)
(彩芽ちゃん、最初の方は反抗的なセリフも飛ばしてたんですが、今は完全にトロットロで喘ぎまくりイきまくりですね。
後半に入ってもう100回以上は絶頂してるんじゃないでしょうか)
いつのまにかアバターが実況解説していた。

「フフフ……わかってるでしょうね。この勝負で勝った方が……」
「ええ。『ガチレズ三姉妹』の長女の座は譲らないわ……!」
(あーっと!リョナリレー小説界にまた一つ、三人組が誕生しようとしています!それにしてもひどいチーム名だー!!)
前後からの激しすぎる快楽攻めにメロメロになりながらも、なんとかハッキングプログラムを完成させた彩芽。
既にコマンドは実行され、効果が現れるまであと10数秒、という所だったが……

「……あら。これは何かしら……彩芽ちゃん?」
サキノが、彩芽のメガネに表示された文字列に気付いてしまった。

「『ハッキングプログラム実行中』ですって?……呆れたわぁ。この期に及んで、まだ何か企んでたのね」
スイビも異変に気付き、彩芽のメガネに手を伸ばす。

「だ、だめっ……!」
メガネを奪われまいと、両手で頭を押さえる彩芽。

「ふふ……無駄無駄。わかってるはずよ」「私達には、逆らえないって……」
スイビとサキノは、二人がかりで彩芽のメガネを奪いに掛かるが……

「わた、さない……こ、れ……だけ、はぁぁ……♥♥」
脇を擽っても、首筋に噛み付いても、お臍やお尻を攻めまくっても、彩芽はメガネを手放さずに耐えた。

「あらあら、ずいぶん反抗的ね……彩芽ちゃんのくせに」「今さら何をした所で、貴女じゃ私達には敵わないのよ。観念なさい」
「っぐ……確かに、ボクじゃ……お前達にはかなわない。だけど……」

『ハッキング成功』『e-vilCurseの機能を制限します』『アバターシステムダウン』
(!?…か、身体が、消える……一体何が……カイセツ、さ……)
(これはまさか、伝説の……スーパーハッカーAYM……)

「!?アバター達が……」「彩芽ちゃん、一体何を…!」
「ボクは、もう……一人じゃない」
小さな電子音と共に、ミッション成功を表すメッセージがメガネ型スクリーンに浮かぶ。

「!…よし、動ける……こらーーっ!彩芽を」「放しなさーーーい!!」
「「んぎゃうっ!?」」

……その直後。瑠奈の飛び蹴りと唯の掌底が、スイビとサキノに炸裂した。

321: 名無しさん :2018/11/13(火) 21:32:20 ID:2AS8qhKw
「あぁんっ!」
「きゃあぁんっ!」
やたらとエロい悲鳴を上げた2人は唯と瑠奈の打撃技で吹き飛ばされ、地面に転がった。

(な、なんてこった……!まさかあの女の子がスーパーハッカーAYMだったなんて……!)
ハッキングを食らってしまったカイのドローンも、情けない音を立てながら地に落ちる。
一度ならず二度までも、と思った時にはカイのモニターは真っ暗になっていた。

「彩芽ちゃん、大丈夫!?」
「へへへ……なんとか、運命の戦士としての面目は果たせたかな……僕の運のパラもかなり高いみたいだ……」
「冗談が言えるなら大丈夫そうね……でも身体がその……アレだろうから、あの2人はあたしと唯に任せて!」
「う、うん……ごめん、しばらくボクに触らないでね。高い声出ちゃうから……」
「「うん、その気持ちよくわかる。」」
自分たちがスライムに責められた経験からか、謎のシンクロを果たす瑠奈と唯であった。

「あぁん、もう!せっかくあと少しで頭の中を洗脳できるところだったのに!」
「あの子達、許さないわ!サキノ!あの子たちを1人ずつ捕まえて、再戦するわよ!」
体を抑えながら立ち上がる清楚ビッチ小悪魔系ロリ巨乳美少女と、露出過多妖艶ナイスバディ吸血魔女。
男なら是非とも捕まって色々と体験したいところだが、女である唯と瑠奈は絶対に捕まるわけにはいかなかった。

「鏡花ちゃんも頑張ってる……!瑠奈!ここは負けられないよ!」
「そうね!まだ体は少し疼くけど……やってやるわよ!」

  • 最終更新:2018-11-17 18:19:18

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