18.03.鏡花の危機

479: 8/14 :2017/07/17(月) 00:25:43 ID:???
瑠奈に続いてプールに落ちた鏡花。
瑠奈以上に豊満な乳房は魔物達の格好の標的となり、たちまち大群が殺到する。

「は…放してくださいっ!早くリングに戻らないと、唯ちゃんが……!」
「へへへ……そりゃ出来ねえ相談だなぁ。バカみてえにでっかいおっぱいぶら下げて、
しかもこんなエロ水着つけたメスなんて…ブチ込まないで居られるかよ!」
イルカ型の獣人が鏡花の下半身を押さえつけ、その巨根を股間にぐりぐりと押し付けた。

「心配しなくても、お友達の唯ちゃんとかいう娘も、きっとすぐ堕ちてくるでやんす…
それまで俺ら『絶倫三兄弟』がねっとりしっぽり遊んでやるでやんすよ!」
「ぜ、ぜつ……いやぁ…それだけは、やめてぇ……!」
スッポン型の亀獣人が背中に取り付き、亀頭を押し付けながら水着をぐいぐいと引っ張る。

「ひ、ひ、ひひひ…鏡花ちゃんの特盛爆乳…さ、さ、最高だよ…」
「あ、ん……!…や、だめぇ……そこ、強くされたらっ……」
上からはウナギ型魚人が覆いかぶさり、ひも状の水着を押しのけて鏡花の胸を貪り始めた。

「あーーーっと!鏡花選手、今まさに水中で魔物の大群に輪姦されようとしております!
 しかも…どうやら魔物達はずらし挿入派のようです!」
「水中の魔物に水着を剥ぎ取られていたら、その時点で脱落となる所でしたが…
 挿入やパイずりの邪魔になりにくい、スリングショット型の水着が幸いした形ですね」

<うおおおお!イルカそこかわれー!!>
<ウナギ!><すっぽん!>

「ま、真凛ちゃんみたいに小ぶりなおっぱいも良いけど…や、やっぱ、おっきいは正義だよね……」

「魔物化しても三男のおっぱい好きは相変わらずでやんすねぇ…
じゃ、真凛ちゃんの時と同じく、兄者とおいらで下のお口のファーストキスをいただくでやんす!」

「おいおい、この顔と乳で、今さらファーストキスなわけねえだろぉ?
あ、でも真凛ちゃんも処女だったし、もしかしたら…
…おい、どうなんだよぉ鏡花ちゃん…へへへっ!!」

「…真……凛…!?……どういう事……あなた達、真凛に…まさか………!」
薄れかけていた鏡花の意識に、ふいに火がともった。

480: 9/14 :2017/07/17(月) 00:28:13 ID:???
「へへへ…知ってるも何も、俺ら三兄弟が真凛ちゃんを犯しまくったのが、この闘技場なんだぜ。
…ほんっと、俺らライブ行っててラッキーだったよなぁ」

「ま、ま、真凛ちゃんだけじゃないよ……この闘技場では毎日何十人もの魔法少女が、
試合とは名ばかりの公開処刑に掛けられてるんだ」

「負けた娘はもれなく観客達からのオシオキ…
もちろんおいら達三兄弟も、片っ端から犯してやってるでやんす!」

「全くバカな奴らだぜ。絶対勝てるわけねえ相手、しかも負けたら犯され輪姦され殺される…
そんな最悪な条件でも『あの言葉』を言えば、みんなホイホイ承諾してくれるんだからなぁ…」

「その話なら、おいらも知ってますぜ。『この『試合』に勝てば、他の魔法少女達を解放する』
…まったく、泣かせる話でやんすねぇ。……ヒーッヒッヒッヒ!!」

「………!!」
(許せない…みんなの、魔法少女の、仲間を思う純粋な気持ちをそんな風に踏みにじるなんて……!)

「あ、あ、あれ…どうしたのかな、鏡花ちゃん…自分が騙されて、
公開輪姦されちゃってることに気付いて、怖くなっちゃったのかなぁ?」
「へへ…つーか、そんなん気付かない方がバカってもんだよなぁ…?」
「「「ひゃーっはっはっはっは!!」」」

鏡花は今日の試合に、魔法少女ではなく普通の少女、市松鏡花として参加するつもりでいた。
卑猥な水着で見世物にされ、その水着を剥ぎ取る異常なゲーム…
魔法少女の正義のための力を、そんな事に使うべきではないと考えていたからだ。

だが、その異常なゲームの裏側には異常な悪意が蠢いていて、
鏡花や他の魔法少女達、そして唯や瑠奈にまでその牙を剥こうとしている。
(確かに、私はバカだったわ…そんなの、最初から判っていたはずなのに)

正義の怒りが心に燃えて、鏡花の身体が黄金色の光を纏う。
その腕には、奇跡を呼び起こす腕輪…ルミナスの中でも最高と謳われた
魔石師、カレラ・ガーネットの作によるものだ。

「………変身!!」

腕輪がひときわ大きく輝くと、紐同然の水着が光の粒子となって消えていく。
その代わりに、白と金色を基調とした、競泳水着のような衣装が鏡花の身体を包み込んだ。

「魔法少女リフレクトブルーム・マーメイドフォーム!!」
いつものリフレクトブルームの衣装に比べて、動きやすさ…特に、水中や水辺での戦いに特化した形態。
その姿は、色こそ違えどかつての魔法少女ピュア・アクアマリン…有坂真凛の変身した姿に良く似ていた。

「へへ…変身したからって調子に乗るなよ!…」
「おいら達『絶倫三兄弟』に勝てると思うなでやんす!…」
「そ、そんな重そうなおっぱいで、僕らの動きについてこr…」
「……シャイニング・トライデント!!」
「「「っぎゃあぁぁぁぁああ!!」」」

口上を終えるのを待たず、浄化の光を纏った黄金の三叉槍が水中の魔物達を薙ぎ払った。

「私は…ここからは、魔法少女として戦います。…唯ちゃん、瑠奈、みんな、待っていて!」

  • 最終更新:2018-02-01 21:45:15

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード