15.08.サラと桜子

294: 名無しさん :2017/04/23(日) 11:33:44 ID:???
「おーおー、スタイル抜群の金髪お姉様と黒髪クール美少女に灰色髪の幼女か……どれもこれも上玉揃いだな。ガハハハ!」
アリサを抱きしめながらワルトゥはゲラゲラと笑った。
「笑ってないで、早く亜理紗を離せよっ!もう5対1だ!お前に勝ち目はないっ!」
「やなこった!こんなにいい匂いがしておっぱいが程よく大きく柔らくて、髪がサラッサラで、しかもめちゃくちゃ可愛いときてる女をそう易々と離せるか!!!」
そう言うとワルトゥは再び分身を作り出す。今度は2人のワルトゥが4人の前に立ち塞がった。
「くそっ……!亜理紗のやついろいろ褒められすぎだろ……!」
「そ、そこは今関係あるのかっ!?」
「お前らの相手は分身で十分だろ。俺はまだまだこいつの感触をじっくり楽しみてえんだ……ガハハハハッ!」
笑いながらも、ワルトゥはアリサを抱きしめる腕に更に力を込める。
「はぁうっ……!あぐ……っ!……ぁああああぁんっ!」

ワルトゥの熱苦しすぎる抱擁に、羞恥を感じながら甲高い悲鳴を上げるアリサ。その姿を見た研究者たちは色めき立った。
「エロい声出しやがって……股間が熱くなるぜ。」
「おいおい仕事中だぞ。前屈みになってんじゃねえよw」
「し、所長。あの子、早く助けてあげた方がいいんじゃ……」
「いや、あの男も殺すまではしないだろう。あのまま苦しむ姿をじっくり観察させてもらおうじゃないか……!」

298: 名無しさん :2017/04/23(日) 18:55:56 ID:???
「あれ、そういえばなんであの異世界人たちは武器を持ってるんだ?」
「DTT以外の異世界人は警備がザルだったから、普通に保管庫を襲われたんじゃないか?」
「うむ、それもまたギリギリの所で運命が味方するDTTの恩恵だろう」



「彩芽とスバルはメカで後ろから援護を!前衛は私とサラが!」
「うん!おねえちゃんも無理しないでね!」
「亜理紗……すぐ助けてやるからな!」
「いくわよ……『閃甲』!」
長く旅してきた四人は、統率の取れた動きでワルトゥの分身に立ち向かっていく。

「おらぁ!」
片方の分身が真っ先に駆け出し、サラに飛び蹴りを放つ!
「そんな単調な攻撃!」
「リヒトクーゲル!」
「な!?」
当然防ごうとするサラだが、後ろからリコルヌを持っている方の分身が剣から光の弾丸を発射してサラの姿勢を崩す。

「サラ!危ない!」
咄嗟に桜子がサラを押し倒したことで飛び蹴りをやり過ごす。
サラと桜子の上を通り過ぎた分身だが、通り過ぎた直後に地面に手をついて勢いを殺し、そのまま手の力だけで後ろに跳んでサラの上に覆いかぶさっていた桜子をもう片方の分身の方へと蹴り飛ばす!

「カハァ!?」
「サクラコ!」
「俺はどこぞの29歳みたいに連携が上手くねぇからな……一対一を二つの形にさせてもらったぜ!」


「ぐ……何故お前が、アリサの剣を使える……」
「まぁ、戦友が使ってるのを横で散々見てたからな……男だから力を引き出せてるとは言い難いが、光弾くらいなら出せる」
「戦友……?」
「ああ、アイツも女の癖にリョナるのが好きだったぜ……特にお前みたいな凛とした女をリョナるのがな!」

「ええと、何か使える物は……っと」
「ねぇ彩芽おねえちゃん、いつも思うんだけどね?鞄の中整理した方がいいんじゃないかな……いつも戦う時は使えそうなメカ引っ張り出すところから始まるよね?」
「おおう、こんな小さい子に説教されるなんて……」

304: 名無しさん :2017/04/29(土) 20:47:01 ID:???
リコルヌを持ったワルトゥの分身は、ゆっくりと剣を鞘に収める。

「その剣は使わないのか?」
「俺の武器はあくまでこの拳だ……相手を……特に女を殴る感覚がダイレクトに伝わる方がいいんでな!」
「下衆が!」
桜子は剣を床に水平構え、一気に駆け出す!

「突覇 韋駄天!」
「っと!」
桜子の突きを姿勢を低くすることで躱すワルトゥ。そして姿勢を低くしたことで腰に力を溜め、桜子の顎に強烈なアッパーカットを放つ!

「ぐぁ!」
身体が浮くほどの衝撃を受け、桜子は一瞬脳震盪を起こす。そしてワルトゥはその一瞬の間に桜子の背後に回ってその背中に飛び乗り、両足を桜子の太ももの辺りにひっかけ、両手で桜子の腕を後ろ斜め上に固定する。

「むぅ、あの技はパロ・スペシャル!あれを某少年漫画のキャラが使って以降、真似をして怪我をする子供が続出したという関節技……!まさかこの世界であれを見ることになるとは!」
「彩芽おねえちゃん、ふざけてないで助けないと!」
「待ってくれ、今良さげなのを用意してるから……!」


「ぐぁあああああ!!」
ギリギリと締め付けられ、腕の関節が外れるのではないかと思うほどの激痛が走る。
(こ、このままではマズイ!なんとか逃げなければ!)
ユサユサと身体をゆすってなんとか背中に乗るワルトゥを落とそうとする桜子だが、いくらもがいても拘束は一向に緩まない。

「へへ、この技からはそう簡単には逃げられないぜ!……ていうかそんなに身体ゆすると、めっちゃおっぱい揺れてんのまる見えだぞ」
「な!この、とことん下衆な男め……!」
「うるせぇ!このまま関節外して、テメェの腕をもっと長くしてやるぜ!」
「ぎ、ぁあああああああ!!」
「ガハハハ!やっぱ女にやる分には相手に密着する技は最高だ!」


「マズイ…!スバル、何か冷やすものを用意してくれ!」
彩芽はよく分からない射出機のようなものをノートパソコンに繋いで、何やら熱心にキーボードを叩いている。
「これはちょっと演算が複雑で……冷やさないとPCがもたない!」
「わ、わかった!」
スバルは彩芽の鞄からテキパキとタオルと水を取り出し、タオルを濡らす。そして濡れタオルをノートパソコンにあてがう。
「あれ、なんでそんなに早く目当てのものを見つけられるんだ?ボクだったら一回ひっくり返さないと見つけられないのに……」
「彩芽おねえちゃんがものぐさすぎるだけだと思うな……ちゃんと探す前にひっくり返しちゃうから、余計に時間がかかるんだよ」
「くっ、年上の尊厳が……だが、このメカで名誉挽回!NO29ピンボールシューター!」

彩芽が無駄にカッコつけてエンターキーをッターン!と押すと、射出機から鉄塊が射出される。

「ってどこ撃ってるの彩芽おねえちゃん!?」
射出機から放たれた鉄塊はあらぬ方向に飛んでいって壁に当たった……と思うと、キンキンキン!という効果音と共に室内で乱反射し、桜子にパロ・スペシャルをかけている方の分身に炸裂!

「ぐお!?そんなん避けらんね……」
ボウン!という音の後に分身は消え、桜子は解放される。

「うええ!?なに今の!?」
「そう、そのリアクションが見たくて作ったんだよこのメカ!反射の計算がものっすごいめんどくさいけど!」
「すまない、助かった!この調子でもう一体も倒すぞ!」

306: 名無しさん :2017/04/30(日) 15:18:30 ID:???
「へっへっへ…この中じゃリーダー格っぽいから、どの程度やるのか期待してたが…案外大したことねえなあ?」
桜子に続き、サラもワルトゥの分身に苦戦を強いられていた。
「っ…!…分身のクセに、言ってくれるじゃない!」

スピードはサラがやや有利…いや、ほぼ互角、だろうか。
ワルトゥはサラと付かず離れずの間合いを保ちながら、大ぶりな攻撃を繰り返してくる。

その丸太の様な剛腕をサラは紙一重でかい潜り、カウンターを狙って攻撃を繰り出そうとするが、
繰り出す拳は分厚い掌にいなされ、蹴りも丸太の様な腕に阻まれてしまい、有効打が与えられない。

時空刑事としての訓練、そして実戦で鍛えた格闘術を身に付けてはいても、
拳銃の弾すらかわす格闘の達人が相手では、テクニックの面で分が悪かった。

今の間合いでは、体格差からくるリーチ面での不利が大きく出てしまう。
それが分かっていても、ワルトゥはサラが追えば逃げ、逃げれば逆に追って来る。
間合いを詰めて接近戦に持ち込む事も、間合いを離して休むことも出来なかった。

そして何と言っても、テクニックやリーチ以上に、圧倒的に不利なのは……パワー。

(ガシンッ!!)
「しまっ…!」
「ひひッ…どうした姉ちゃん、もう終わりか?…今度は、こっちから行くぜぇっ!!」
「ぐ……うああああっ!!」
(ドカッ!!)

蹴り足を掴まれ、動きを封じられたサラに、逆襲の拳が打ち込まれる。
その威力はすさまじく、咄嗟にガードした両腕すら簡単に弾き飛ばした。
拳はそのままサラの腹に突き刺さり、サラの身体は文字通り地面『叩きつけ』られる。

「げほっ……う、ぉえ……(なんてパワーなの…両腕の感覚が……それに、お腹……)」
サラとしては、開幕から速攻を仕掛けて一撃を入れ、ケリをつける。それ以外に勝機はなかった。
対するワルトゥも、それを見抜いた上で、挑発しながらガードに徹し、相手のスタミナが尽きるのを待った。
そして今。熟した果実を刈り取るように、ワルトゥは、いとも簡単にサラを『捕まえた』のだ。

「…はっ…放しなさいよ……!!」
「こんな極上の獲物、誰が手放すかよ…実力はともかく、カラダはダントツに好みだからな。
たっぷりと可愛がってやる…ヒヒヒヒ…」
うつ伏せになったサラの背中に、馬乗りになるワルトゥ。
右手でサラの首を掴んで、背中ごと反り返らせる…キャメルクラッチの体勢に固定した。

「うっ……ぐあああああぁあああーーっ!!!」

ワルトゥは苦悶するサラの悲鳴を堪能しながらレザー製のライダースーツを力任せに引き裂き、
露わになった乳房を鷲掴みにする。
両腕が痺れて使えない上、デバイスを科学者達に没収されてクレラッパーに閃甲できない今のサラに、
この地獄の拷問技から逃れる術はなかった。

「ヒヒッ…!…あっちの金髪のお嬢ちゃんも悪くなかったが、こっちの姉ちゃんは段違いだぜ。
分身体でヤるのは勿体無いってもんだ…!」

307: 名無しさん :2017/04/30(日) 22:05:35 ID:???
「くうぅ……!や、やめなさい…っ!」
「グヘヘへ……!さて、直の感触はどんなモンだぁ……?」
引き裂かれたライダースーツからぶるんっ!と勢いよく飛び出した2つの果実に、ワルトゥのゴツゴツした指が深く力強く沈みこんでゆく。
(ぎち……!ズブズブズブ……!)
「あぐ……んうあぁっ……!」
「おおお……!マシュマロみたいに滑らかな触り心地に、ちょうどいい抵抗感のあるぷるぷるの弾力があるじゃねえか。こりゃあ、へへっ。特上モンだな……!」
サラの乳房は生前ワルトゥが触った中でもトップクラスの出来映えだった。冥界から蘇って以来の女の乳房の感触に、ワルトゥの股間がムクムクと熱くなる。
(んっ……?この感触……!もう、最悪だわ……!)
「さあねーちゃん。俺の指がねーちゃんの胸にどこまで沈み込むか、試してみようじゃねえか……!」

(ぎちぎち……メリメリメリメリ……!)
「ぐあああああああ゛ッ!そ、それ以上は……ッ!んぐうううう゛っ!!!」
ワルトゥの大きな手がサラの大きく柔らかい乳房に力強く食い込んでゆく。
この状況を例えるなら、無邪気な子供がゴムボールの限界を試したいがため、思い切り力強く握り込む様子に似ていた。
「やわらけえ……!それに、聞いただけで凄まじい苦痛を感じさせるいい悲鳴だ……!お前はこれから俺のリョナ奴隷にしてやるぜッ!」
(ぎちぎちぎちぎちィッ!)
「ひゃ!!あ、ああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーーん゛ッ!!!」
サラがかまびすしいともいえる悲鳴を上げるのと、櫻子を拘束しているワルトゥの分身が消えたのは同時だった。

「すまない、助かった!この調子でもう一体も倒すぞ!」
「桜子お姉ちゃん!サラお姉ちゃんがぁっ!」
「任せろっ!すぐに助けるッ!!」
「えーと、何があったかな……」
「彩芽お姉ちゃん!さっきのピンボールでいいよ!いちいちカバンから探さなくていいからっ!」
「あ、それもそうか!いやぁせっかく作ったアヤメカたちをこういう機会にいろいろ試したくてさ……」
「だ、だったらいつでも出せるように整理しておいてよぉーー!!」

308: 名無しさん :2017/04/30(日) 22:27:01 ID:???
「この調子でもう一体も倒すぞ……!?サラ!」
もう一体の分身と戦っているサラの方を確かめた桜子は驚愕する。サラはワルトゥにキャメルクラッチをしかけられ、しかも服を破かれてその豊かな乳房を鷲掴みにされていた。

「や、止めなさい、こんなこと……!ぐぁああああああ!!」
「へっへっへ……この弾力、たまんねぇな」
「あ、ちょ、あん!ぐ、あああああああ!!ああ!あん!」
「おいおい、痛がるのか感じるのかどっちかにしたらどうだ?ま、こっちの方のテクもまだまだ健在ってことか!」

「きっさまぁああああ!!サラを離せぇえええ!!」
「桜子さん!焦っちゃ駄目だ!」
「うおぉおおおおお!!」
完全に頭に血が上った桜子は、彩芽の制止の声も耳に入らずにワルトゥへ突進する!

「へ、殺気が駄々漏れだぜ!」
ワルトゥはサラの胸を掴むのを一旦止め、後ろを見もせずに接近した桜子へ裏拳を放つ。
「ぐ!?」
「お次はこれだ!」
ワルトゥは桜子の襟首の辺りを逆手に掴むと、前方の地面へと叩きつける。その結果、ワルトゥに地面に押し付けられたサラと今まさに地面へと叩きつけられようとしている桜子、両者の頭部がゴッチンという音が聞こえてきそうな程強く激突!

「が!?」「う!?」
その結果、2人は気絶した。

「へへへ……意識がないうちに、3Pとでもしゃれこんでやるか!」

「さんぴー?ゲームで対戦でもするの?」
「ま、まずい!このままじゃメカの援護が間に合わない!どうすれば………!」

聞きなれない単語に首をかしげるスバルを置いてあたふたとする彩芽。そんな彼女の目に入ったのは……先ほどの分身が持っていた宝剣リコルヌ。

(こうなったらボクがこの剣で……って駄目だ!ネペンテスの時の失敗を忘れたのか!?)
彩芽の脳裏に、慣れない接近戦を挑んだ結果酷い目に遭った苦い過去が浮かぶ。
(クソ、ボクが突っ込んでも何もしないうちにやられるだけだ!こういうのは慣れてる奴がやるべきなんだ……!)
彩芽は地面に落ちているリコルヌを拾い上げる。そして……



「分身体にヤらせるのはもったいねぇなぁ。この嬢ちゃんはちょいと置いといて、俺もパツキン巨乳姉ちゃんと……」


「亜理紗ぁああああ!!受け取れええええええ!!」



サラの痴態に目が行って僅かにアリサへの拘束が緩んだタイミング。彩芽は『偶然』そのタイミングで、リコルヌをアリサの方へと投げた。

そしてアリサも……強烈なベアハッグの中においても決して意識を手放さず、反撃のチャンスを虎視眈々と狙っていた。


ボウン!

「しょ、所長!DTT計測器がオーバヒートを起こしました!」
「こ、これは……!DTTという存在は、我々の想像を超えているのやもしれん……!」

  • 最終更新:2018-01-28 11:06:58

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