02.04.特別試合1

162: 名無しさん :2016/12/03(土) 19:59:40 ID:???
闘技場で唯とノワールの試合が決着を迎えようとしていた頃。
彩芽、桜子、サラの三人は、その地下にあるもう一つの試合場…
いわゆる『地下闘技場』に追い込まれていた。

「ごめん…やっぱり侵入がバレてたみたいだ…くそっ」
「今更言っても始まらないわ。どうやら強行突破するしかなさそうね…」

三人ともサキュバスに力を奪われ、消耗しているうえに全身の感度が異常に昂ぶっている。
こんな状態で強敵に遭遇したらひとたまりもないが…ここを抜ければ、なんとか地上に出られるはず。

幸い、途中にある地下闘技場の控室に、試合用の武器が放置されていた。
(防具は下着同然の物しかなかったが、闘奴にとってはいつもの事だ)

桜子は使い慣れたいつもの曲刀…には数段劣るものの、比較的まともに扱えそうな剣を選ぶ。
彩芽は飛び道具のボウガン(使った事はないが)。サラは、桜子と同様に剣。そして…
(どうして…これが、こんな所に…)
銀色に光る、腕時計型デバイスを手に取った。

163: 名無しさん :2016/12/03(土) 20:41:23 ID:???
「よく来たな…サラ・クルーエル・アモット…この時を待ってたぜぇ…お前に復讐する時をなぁ!」
地下闘技場で待ち受けていたのは、異形の存在。
ウツボカズラのような胴体に人間の手足…そして、全身から無数の触手を生やしている。

「うわ、何アレ。きもっ…」「サラの…知り合い?」
「…さあ。私に逮捕されたゲス野郎の一人、って所かしら。心当たりが多すぎて、誰だかわからないけど…」
とはいえ、さすがにあんな怪物に出会ったことがあったら忘れるはずがない。
恐らくあの姿は、こちらの世界に来てから何らかの方法で変化したものなのだろう。
そう、この狂った世界では…歪んだ欲望や邪悪な心を持つ者に、限りない力が与えられるのだ。

「ヒヒッ。俺はお前を忘れたことはなかったぜぇ…お前にふさわしい処刑方法を、ブタ箱の中で何千何万と考えた。
そのうちの一つを実行するための姿。それがこの…『処刑獣アイアンネペンテス』だ。
…お前をコイツの体内にぶち込んで、穴という穴を串刺しにしてやる…ギヒヒヒッ…!」

「『処刑獣』…アンタの腐った性根を具現化した、ってわけね。…サクラコ、アヤメ…下がってて」
ネペンテス…ウツボカズラは、袋状の葉の中に獲物を捕らえて消化する、食虫植物の一種だ。
更にこいつの場合、袋の内側には伸縮する鋭いトゲを無数に生やしているようだ。
その残虐さは西洋の拷問具『アイアンメイデン』を彷彿とさせる。
(どうやら見掛け倒しじゃなさそうね。並の武器じゃ、恐らく勝ち目はない…)

164: 名無しさん :2016/12/03(土) 20:43:50 ID:???
「楽しみだぜェ。ロクに抵抗できないテメェを、嬲り殺しにするのはよぉ…
しかも、股の間グチョグチョに濡らしてやがる…ヒヒッ…俺様の触手をぶち込んでやろうか?」

…変身デバイス『シルバーブレス』を控室に用意していたのは、どうやらこの男ではないらしい。
別の誰かが、この戦いを仕組んでいる。その目的は不明だが…今はそれに乗るしかなさそうだ。

「残念だけど、ぶち込まれるのはアンタの方よ。正義の刃ってヤツをね…『閃甲』!!」

 女時空刑事サラ・クルーエル・アモットが<閃甲>に要する時間はわずか1ミリ秒に過ぎない。
 ではその原理を説明しよう!
 時空間に存在する未知の物質シャイニング・シルバー・エネルギーが
 超時空バイク「アージェント・グランス」によって増幅され、コンバットアーマーへ変換。
 わずか1ミリ秒で<閃甲>を完了するのだ!

165: 名無しさん :2016/12/04(日) 02:07:20 ID:???
閃光を一ミリ秒で完了させ、サラは白銀の鎧を纏った騎士となった。その手にはその手にはシャイニング・シルバー・エネルギーで構築されているシルバー・プラズマソードを携えている。

「その姿…あの頃を思い出すぜェ。!テメェに俺の人生を無茶苦茶にされたあの日をよおぉっ!!」

「逆恨みもここまでくると大したものね。いいわ、あなたと私の格の違いをもう一度思い知らせてあげる。」

「言ってな!テメェが恥ずかしい格好で泣いて謝る姿が今から楽しみだぜェ!ソォラァッ!!!」

激昂した男は無数の触手をサラへと飛ばす。その先はサラの顏、首、両腕、胸、腰、両足。男はサラの体のすべてを拘束しようとしていた。



「あの姿って、白銀の騎士だよね…?どうりで強いと思ったよ…」

「わ、私たちが入り込める戦いじゃさそうだな…」

「無理無理。ボクたちはここでヤムチャしつつサラさんの応援に徹っするしかないよ…!」
彩芽たちは少し距離を取り、サラの戦いを見守ることにした。



「はあぁっ!せいっ!でりゃああッ!」
自身に襲いかかる無数の触手を、舞うように切り倒していくサラ。
切り落とされた触手はサラの足元でヒクヒクと痙攣していた。

「簡単に捕まっちゃ面白くねえからな…もう少し嬲ってやんよ!ほらほら踊れ踊れ踊れええええッ!!」

「この触手は際限なく襲いかかってくるようね…なら…アージェント・グランス!」
触手をある程度いなすと、サラは超時空バイク<アージェント・グランス>を、呼び出して素早く跨った。

「な!なんだそりゃあ!?聞いてねえぞそんなものがあるなんてよぉ!?」

「出力最大!!駈けろっ!!」

アージェント・グランスは目にも留まらぬ速さで爆走し、男の体の側を走り去った。
その刹那、サラの掲げたシルバー・プラズマソードが男の体に深く食い込む!

「グギャぁあぁぁあぁぁあァァァああ!」
まるでバターを切るかのように男の体の半分が切り落とされ、床にポトリと落ちた。



「あなたのこと思い出したわ。住む世界が変わってもクズはクズのまま…思い知ったでしょう?」

「グガ…ガガ…!!」

「こんな姿になってまで…あなたは二度とわたしに逆らえない体にしようかしらね。」

ピクピクと痙攣する男の体を見て、勝利を確信したサラ。
その背後に切り落とした下半身が忍び寄っていることに気づいたのは、彩芽だった。

「あぁっ!サラさん後ろぉ!」
「ッ!?」

166: 名無しさん :2016/12/04(日) 12:48:21 ID:???
唯と瑠奈の試合が決着し、興奮冷めやらぬ地上闘技場。
VIP席で観戦していた、王の側近の少年…アトラとシアナも、その中の一人であった。

「いやー、スゲー試合だったな!瑠奈ちゃんもエロかったし!…」
「…ブツブツブツ…やっぱりそうだったんだ。…唯ちゃんは…天使……」
「『ノワール』は再び眠りについたか…ちなみにあの黒い服をベースにして、
ワタシ用の戦闘服を絶賛開発中なんだ。いつまでも『裸の王様』じゃ、カッコ悪いからねぇ。ヒヒヒ…」
「王様……まさかとは思いますけど…」
「もちろん、ワタシが着るときにはもっとドハデな色にするさ。なんてったって王様だし!」
「あ、いや…そうではなくて…(…デザインがドレスのままって事は…ないよな、さすがに…?)」

「そ、そうだ。二人とも最後はズタボロになってたけど…シアナ、唯ちゃんの事心配じゃないか?だってお前、唯ちゃんの事…」
「……こんな所でクズ共に汚される前に、僕が捕まえて僕が保護して飼育して教育して調教して…
…ブツブツブツ…唯ちゃん唯ちゃん唯ちゃん…」
「し、シアナ……?」
「フヒヒ…そっとしておいてやりたまえ、アトラ。いわゆる『純愛』ってやつだ…
そうだ。二人はさっき医務室に運ばれたよ。よかったらこれから…」(ブイーン…)

…と、その時。『王』の携帯電話に着信が入る。相手は…

「おや…『教授』じゃないか。ボクの戦闘服の開発の方は捗ってるかい?」
「どうも、王様。そちらの方はまあボチボチ…ところで、そちらにお伝えしておくことがありまして……」

・・・・・・

「えー…こちら放送席です。なんと、たった今入った情報によりますと、
地下闘技場で今まさに『特別試合』が行われている模様です!」
「白虎の方角、地獄から蘇った復讐鬼、『処刑獣アイアン・ネペンテス』!
青龍の方角、白銀の騎士、時空刑事クレラッパーこと『サラ・クルーエル・アモット』!
試合の様子は会場の大型モニターでご覧ください!」

「その姿…あの頃を思い出すぜェ。!テメェに俺の人生を無茶苦茶にされたあの日をよおぉっ!!」
「逆恨みもここまでくると大したものね。いいわ、あなたと私の格の違いをもう一度思い知らせてあげる。」

「サラ選手がクレラッパーに変身し、今まさに戦いが始まろうという所ですね。
おや、画面に数値のような物が出ていますが、これは一体…?」

[処刑獣]:EN 1500/1500
[サラ ]:EN 478/1000 BS 発情 > ORG 37 %

「ハイどうも、現場から特別解説を務めさせていただきます、『教授』です。
これは現在の二人の状態を表しています。ENはエネルギー。0になったら戦闘不能です。
そしてサラ選手は、試合前にサキュバスに襲われたことでENを消耗し、現在BS(バッドステータス)『発情』状態にあります。
右側のORG…発情度が100%になったら、絶頂に達する、というわけです。」

<おおおー!!科学の力ってすげー!>
<しかも発情度がリアルタイムで上がってるぜ!>
<とんだ淫乱女だな!さっさと処刑獣にひん剥かれちまえー!>

新たな燃料投下で、俄然沸き立つ観客席。もちろん、地下で戦うサラは気付いていない。
自分の戦いが大勢の観衆の目に晒されている事も、自分の状態が逐一モニターされている事も…

「はあぁっ!せいっ!でりゃああッ!」
「簡単に捕まっちゃ面白くねえからな…もう少し嬲ってやんよ!ほらほら踊れ踊れ踊れええええッ!!」

[処刑獣]:EN 1217/1500
[サラ ]:EN 424/1000 BS 発情 > ORG 44 %

「女刑事サラ・クルーエル・アモット…悪党に舐められないよう、高慢な態度の『仮面』で虚勢を張っていたのでしょうけど…
コンバットアーマーのメディカル機能をモニターすれば、貴女の状態は手に取るようにわかるのですよ。クククク……」

167: 名無しさん :2016/12/04(日) 12:56:13 ID:???
「いやー。さすがは教授…あのシステム良いなぁ!他の試合でもやってくれないかな!」
「ところで王様、唯ちゃんと瑠奈ちゃんの事なんですが…」
「…ああ。悪い悪い…二人なら医務室にいると思うから、先に行ってきていいよ。
ワタシはこっちの試合を見てから行くから……だって面白そうだし!」
「ブツブツ…あんな金髪淫乱豚女なんて、どうでもいい…唯ちゃんは天使唯ちゃんは天使唯ちゃんは天使ブツブツブツ」
(…今のコイツと二人で行動するの、嫌だなあ…)

瑠奈に負けるとも劣らぬ、サイズ形とも申し分ないバスト。引き締まったウェスト、そしてボリューミィで魅惑的なヒップ…
抜群のプロポーションを持つ身体を、ぴっちりとしたインナースーツがしっかりと覆い、
その上に白銀に輝くプロテクターが装着され全身を防護している。
バイザーヘルメットの後ろ側から、透き通るような金色の髪が流れ、銀色に輝くボディと絶妙なコントラストを醸し出していた。

<…唯ちゃんやノワールちゃんもかわいくて最高だったけど…>
<オトナの魅力ってのも…いいもんだな…!>
<おう…早く見たいぜ。あの鎧の中身が引きずり出されて、ひいひい泣き叫ぶ様がな…!>

[処刑獣]:EN 1151/1500
[サラ ]:EN 417/1000 BS 発情 > ORG 48 %

襲い掛かる触手を次々と切り倒していくサラ。一見すると余裕の戦いぶりに見えたが、実際には…
(身体が…思った以上に敏感になってるわね…動けば動くほど、スーツの締め付けが…!)

<おいおい。もう半分イってるじゃねえか!>
<触手ー!もう少しだー!粘れー!!>
<ネーペンテス!ネーペンテス!>

長期戦は不利と見たサラは、超時空バイク<アージェント・グランス>を呼び出し…
処刑獣をシルバー・プラズマソードで両断した!

「出力最大!!駈けろっ!!」
「グギャぁあぁぁあぁぁあァァァああ!」


[処刑獣]:EN 628/1500
[サラ ]:EN 292/1000 BS 発情 > ORG 63 %

「イデえエぇぇ!!おいコラ『教授』さんよぉ!あんなん聞いてねえぞ!大体、あいつが変身できる事自体…」
「落ち着いてください…そちらにも数値は出てるでしょ?まだ大したダメージじゃありません。
…大丈夫、勝てますよ」(……アナタが、よほどの無能じゃない限り、ね…)

…実際、今の大技はサラの側にも負担が大きかった。
シルバープラズマソードでの必殺技はエネルギーを消耗し、バイクでの高速移動も『身体』の負担がかなり大きい。
銀の装甲と薄いインナースーツを隔てた内側で、サラは全身から滝のような汗を流し…
そして股間から溢れる蜜で、下着をぐしょぐしょに濡らしてしまっている。

追い詰められた状態から鮮やかに決まった、必殺の一撃。
だからこそ、両断された敵を見下ろし、勝利を確信した時…そこに油断が生じてしまった。

「あぁっ!サラさん後ろぉ!」
「ッ!?」
彩芽の叫び声で我に返ったサラは、大きく跳躍して背後からの敵を回避する。

「…ライトニングシューター!」
そして腰から抜き放ったもう一つの武器…高性能のビームガンで、襲い来る触手を迎撃するが…
撃ち漏らした触手の一本が、サラの足に巻き付いて地面に引き倒す!
その隙に、男の上半身と下半身は再び合わさり…斬られた傷が再生する!

[処刑獣]:EN 840/1500
[サラ ]:EN 262/1000 BS 発情 > ORG 66 %

「フン。本当に懲りない男ね…次は縦に切り刻んであげましょうか?」
(まずいわね…これ以上長引いたら、エネルギーが…)

「ケケケッ…やってみな…その前にお前のクソ生意気な仮面を剥いで、今度こそ丸裸にしてやるぜぇ…!」
(余裕こいたツラしてても、こっちにはわかってるんだよ…必殺技を出せるのは、せいぜいあと1回か2回…
それさえどうにかすりゃ、俺様の勝ちだ…!)

「サラ…やっぱり、最初の時より動きが鈍くなってきてるわ…」
「このままじゃ危ないかも…ボクたちに、何か出来る事は…」

「さて、ここからが本番。白銀の騎士の力…見せてもらいましょうか…」
(…それにしても。私の『花嫁』まで一緒だったとは…これも運命の導き、という物ですかねェ…クックックック…!)

168: 名無しさん :2016/12/04(日) 22:18:27 ID:d0ENDzP.
「残り体力は262、発情値は66か…次はこれを使わせてもらうぜ!」
処刑獣が叫ぶと、ウツボカズラの中から先ほど襲いかかってきた触手よりも3倍ほどの太い触手が3本、勢いよく飛び出した。
その表面は処刑獣の体液と思しき白い白濁液でヌメヌメとしていて、10メートルほど離れているサラでも感じるほどの異臭を放っている。

「醜悪極まりないわ。捕まったときの想像はしたくないわね…」

「さあ伸びろぉ!あのメス豚に絡みついて締め上げちまえぇえ!」

処刑獣が汚い声で叫ぶと、3本の触手はサラの左右と上からバラバラに迫ってくる。
不用意に応戦すると別の触手に捕まる可能性があるため、サラは回避の姿勢をとった。
四方八方から襲いかかる触手を、バク宙、跳躍、受け流しでアクロバティックに回避するサラ。
だが激しい動きはやはり体力の消耗が大きく…

[処刑獣]:EN 1205/1500
[サラ ]:EN 246/1000 BS 発情 > ORG 64 %

「サラ選手、素晴らしい動きで触手を回避していますが、体力はどんどん減っています!ダウンも時間の問題なのでしょうか、教授?」
「発情値も高まっていますからね。おそらく体を動かしているとスーツが擦れて感じてしまうのでしょう。」
「処刑獣の体力が少し回復しているようですが、これは…?」
「ええ。あの処刑獣は先ほど下半身を修復したように自己再生能力が備わっています。やはり長期戦になればなるほどサラ選手は不利ということですねー…クックック…」

シュルルッ!ビチャン!ビジュルル!
「はぁ…はぁ…ワンパターンね。そんな攻撃で私を捕らえようとしても、無駄よ…!」

「息を切らして顔真っ赤にして言われても説得力ねえな…!言っとくが、この触手はもう1本出せるんだぜェ…?」

(な…!今3本捌くだけでも精一杯なのに…!もう1本出されたらまずい!)

すかさずサラはシルバープラズマソードを手に取り処刑獣に向かって走り出した。その目には誰が見ても「焦り」が浮かんでいる。

「おぉお?焦っちゃってなぁにマジになっちゃってんだよぉ~?さっきのクールさはどこに言ったんだァ?ケケケ!!」

「黙りなさい…!はあぁっ!」
もう1本出されたら、勝ち目はない。
サラは勝負を決めるべく、シルバープラズマソードを最大出力にし背水の陣で走り出した。
すかさず3本の触手がさらに飛びかかってくるが、これもすべて斬るか回避してとにかく近づくしかない。
一瞬の判断のミスが命取りになる状況──

一本目は剣の間合いに入ったところで、斬撃。
2本目は低い姿勢で向かってきたため、跳躍回避。
素晴らしい判断能力で2本の触手を回避し、跳躍した上空へ向かってくる3本目は空中で視界に捕らえ、空中であるにもかかわらず体を大きく捻って回避した。

「な、なんだとオォォォォオオ!?」

「素晴らしいィィィィ!!サラ選手、3本の触手をいともたやすく回避し、処刑獣に空中から攻撃を仕掛けます!」

(このまま最大出力のプラズマソードを…投げるッ!)

この一撃で決めなければ…!渾身の一撃を処刑獣に向かって放とうとするサラ。

「これで…終わりよッ!」

「ヒイイイイ!!!やめてくれええぇえええ!!…っていうのはウッソーーーー!!!テメェは終わりだアァッ!!!バカがぁ!」

必殺の一撃を振り下ろそうとした手には…4本目の触手が至近距離で伸びていた。処刑獣はサラが3本を処理している間に、4本目の触手を体外へ放出していたのである。

シュルルル…パチンッ!パチィンッ!
「しまっ…うあぁっ!!」
右手を封じられたサラはたちまち他の3本の触手に拘束され、サラの美しい顔に白濁液の飛沫が付着した。

「あぁーっと!ついに捕まってしまったサラ選手!ここから処刑獣の猛攻が始まりますよーーー!!!」

<待ってましたーーーーーーー!!>
<もうすでに顔射されててエロいぞーー!!>
<やっちまえーー!変身スーツをひん剥いちまえーーー!!>

「くっ…私としたことが、こんな…」

「グヘヘ…ついにこの時が来たぜ…!今からテメェに女としての絶望を与えてやるよ…!」

[処刑獣]:EN 1300/1500
[サラ ]:EN 196/1000 BS 発情 > ORG 81 %

169: 名無しさん :2016/12/05(月) 01:43:19 ID:???
サラは処刑獣アイアンネペンテスの太い触手に捕まり、両手両足を拘束されてしまった!
仰向け状態から両脚を上げ、股を大きく開いた…いわゆるまんぐり返しの体勢だ!

「ふ…この程度で私の動きを封じたつもり?甘い、わね…」
(まずい…今残ってるパワーじゃ…)
「ヒヒヒ…そう思うなら、とっとと抜け出したらどうだ?出来るもんならなァ!!」

<ガシーーン!!>
処刑獣は細い触手を束ねて、サラの股間に打ち付ける!
装甲で守られているおかげで、直接的なダメージはないが…

(衝撃がっ…カラダの芯に、響くっ…!声、出ちゃいそう…!)
「っ…この、程度の攻撃……私の、アーマーには、傷…一つっ…」
「ケケッ…そうかいそうかい。なら、効いてくるまで叩き込んでやるよぉ!」

<ガシン!ガシン!ガシン!>
「ん………うっ……く……こんな事…いくらやっても、無駄よ……!!」
「その割に、今にもイっちまいそうじゃねえか…声でわかるぜぇ?げへへ…」
(そんな…奴は、こっちの思考を読んでるとでもいうの…?)

[処刑獣]:EN 1340/1500
[サラ ]:EN 181/1000 BS 発情 > ORG 94 %

「や、やばいよ…なんとかして、助けなきゃ…!」
「ああ。私が斬り込む…援護してくれ。(私の必殺剣『瞬覇一閃』…奴に通じるかどうか…)」
「う…うん…(な、何か役に立つアイテムはあったかな…)」

170: 名無しさん :2016/12/05(月) 10:20:42 ID:???
「打ち付けるだけじゃ刺激が弱いみてぇだな…じゃあこれはどうだ?ヒヒヒ!」
処刑獣は太い触手をサラの股間にベトリとくっつけ、そのままグリグリと押し付けた。

ぐりゅぐりゅ…!にちゃ…!ぶちょりっ!
「あっ!はぁっ…!やっ…くううっ…!」
(この感触…!さっき私を捉えた時と違う…!)
「この触手は巨大化も縮小も軟化も硬化も思いのまま。テメェの具合に合わせて俺が調節してやってんだぜ?気持ちいいだろぉ?ヒャハハハハ!!」
「フン…そんなおもちゃみたいなものでどうしようと言うのかしら…?私には効かないわよ…」
「テメェこの状況でまだ強がるか…んじゃこれはどうだァ!?」
処刑獣は触手を2本取り出し、サラの股間を責め始めた。

ぐりゅんぐりゅん…!べっちょべっちょ!べちゃっ!!!
「ひゃ…はあぁ…んあああっ!」
(しまっ…声が…!)
「なんだ今の声は?よく聞こえんなぁ?もう一回聞かせてくれよ…キヒヒャ!」

ぶりゅぶりゅ…べちょっ!べちょっ!…べちゃっ!!!
「あぐっ!ふ…あ!あぁっ!ああぁんっ!」
(声…出ちゃう…!こ、このままじゃ…)
「いい声で鳴くじゃねえか、サラ。このまま一緒に気持ち良くなろうぜェ?ゲヘヘへ…」



「ま、まずい…!彩芽、まだ見つからないのか?」
「さとりのべんとう、ウッチャリグミ、アモールのみず、エーテルターボ…あ、ここは回復系だった!」
「早く!サラが危険だ!時間がかかるなら私1人でも行くぞ!」
「ち、ちょっと待って!なにかあったはずだから…!」



[処刑獣]:EN 1340/1500
[サラ ]:EN 165/1000 BS 発情 > ORG 97 %

「あぁっと!これまで弱音を一切見せなかったサラ選手が、ついに触手の感触により嬌声を上げてしまいましたー!」
「発情値もあと少しで絶頂ですね。見てくださいサラ選手の股間を。強化スーツ越しでもわかるくらいグチョグチョになってますねえ…」

<いいぞー!そのままイかせちまえー!>
<あんな凛々しい女騎士が堕ちる様を見れるなんて…!やっぱりこの格闘場は最高だぜ!>
<ネーペンテス!ネーペンテス!ネーペンテス!>

ぐりゅっ!ぐりゅっ!べちょべちゃ!
「んんんっ!くああっ…んやああぁんっ!」
すでに、サラの股間は触手の粘液と自身の蜜でぐしょぐしょになっている。
処刑獣のほどよく柔らかい触手を押し当てられて、体の疼きと漏れ出る声を抑えることはできなかった。

「さっきまでの威勢はどうしたんだ?そんなやらしい声出しやがって…触手で感じてやがんのか?とんだ変態淫乱女だなぁ…ククク…!」

にちゅ…ぬぷり…ぐりゅうっ!
「ぁ…や、やめ…ああぁあん!」
「今は快楽に溺れさせてやるよ…テメェを気持ち良くさせた後は、苦しくて悲惨な拷問の時間だぜェ…ヒヒヒヒ!」
(だめ…!このままじゃ、本当に…!)

[処刑獣]:EN 1340/1500
[サラ ]:EN 165/1000 BS 発情 > ORG 99 %



「あ、あった!アヤメカNo76「スーパーウルトラスペシャルグラマラスプレミアム…」
「長い!!!とにかく援護を頼む!私はあの触手を切る!」
「り、了解!」
(これってどんな効果だったっけ…?)

171: 名無しさん :2016/12/06(火) 22:29:44 ID:???
ベキッ!!メリ…バキバキ!
「ついにサラ選手の股間部分のアーマーが引き剥がされたー!」
「残るはぐちょぐちょのインナーだけですが……ネペンテス、インナーもろともぶち込むつもりのようですよ!」

「ケケケッ…次でトドメだ。イっちまいなぁ!!」
(いやぁっ……これ以上は……もう、だめ…!!)
「サラ、今行く!…頼む、間に合ってくれ……!」

「アヤメカNo76…『スーパー(略)…ストップウォッチ!』」

…彩芽が取り出したのはストップウォッチ型の時間停止装置。
これによって、彩芽以外の『世界』の時間は約3分間停止する。
時が止まっているのに、3分とはおかしいが、とにかく3分ほどだ。

「ってこれ、援護っていうか…ボク一人何とかしなきゃダメってこと!?」

…落ち着け、落ち着くんだボク…3分以内に助ける方法を、3秒以内に考えよう!
サラさんの所まで、走って15秒くらいか?
巻き付いてる触手を1つ外すのに…1分?2分?…とても両手両足を外してる時間はない。

いや待てよ、サラさんのプラズマソードを借りれば、全部一気に斬れるかも!
でも剣は…サラさんが持ったままだ。ていうか触手に吊り下げられて…よく見たら結構高いぞ!
あんな所まで自力で登るなんて、とてもじゃないけど無理だ…でも、踏み台になる物なんてここには……

(チッチッチッチ…ピコーン)

「こっ……これは…」
「何が……」
「起きたんだーーっ!!?」
「グギャアアァァァァァァッ!!?」

[処刑獣]:EN 823/1500
[サラ ]:EN 165/1000 BS 発情 > ORG 99 %

172: 名無しさん :2016/12/06(火) 22:34:17 ID:???
…一瞬の間に、サラを捕らえていた触手が切断されている。
狼狽するアイアンネペンテスの前には、剣を構えた春川桜子の姿があった。

(これは…彩芽がやったのか…?…いや、迷っている場合じゃない…!)
桜子にも、何が起きたのかはわからなかったが…やるべきことは、ただ一つ。

「目の前の敵を…奴を…斬る…!」

「ぜえっ。ぜえっ…さ、桜子さん、後、よろしく…!」
時間が停止している間に、彩芽は……

……
桜子さんの体を処刑獣のところまで背負って行って…ここまでで1分。
そして、停止したままの桜子さんの身体を踏み台にして、触手に捕まったサラさんの所まで登り…2分。
サラさんの持っていたプラズマソードで、触手を斬り落とす。…2分と30秒。
ついでに桜子さんの剣をプラズマソードに交換。サラさんの落下地点にスタンバって…
………

(じ、人生で一番カラダを酷使した3分間だった……)
白濁液を大量に浴びてぐったりしているサラを引きずりながら、彩芽は後方へ下がっていく。そして…

(彩芽がくれたチャンス…無駄にはしない!)
「…瞬覇一閃!!!」

…桜子の必殺の斬撃が、処刑獣の胴体を切り裂く!

[処刑獣]:EN 477/1500
[サラ ]:EN 165/1000 BS 発情 > ORG 99 %

だが…

173: 名無しさん :2016/12/06(火) 22:37:58 ID:???
バキィィィン!!
水平に放たれた斬撃は、処刑獣の体の半ばまで食い込んだ所で何か固い物に当たって止まり…
控室で調達した闘奴用の粗悪な剣は、根元から折れてしまった!

「桜子さんっ!!」
「グ、ギッ…残念だったなァ…こうなったら、テメェから殺してやるぜ…!」

(…まだだ…こんな、所で…諦めて、たまるか……!)

春川桜子…彼女はこの闘技場で、常に自分より強い相手と戦ってきた。
苦境、辛勝、そして…あの日の惨敗と、そこから始まった地獄。

(だが、闘奴に堕ちてからも…戦いの途中で勝利を諦めた事は、一度もない…!)
桜子は、足元に転がっていたもう一本の剣…シルバー・プラズマソードを咄嗟に拾い上げ、そのまま振り上げた。

「双覇…桜花霹靂!!」
「ウグオオォォオオオォッ!!?」

稲妻を纏った斬撃が、処刑獣を下から真っ二つに切り裂いていく…!

[処刑獣]:EN ?/1500
[サラ ]:EN ?/1000 BS 発情 > ORG ? %

  • 最終更新:2018-01-21 22:57:03

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