01.06.アリサ2

114: 名無しさん :2016/11/16(水) 22:41:54 ID:GNliBnSQ
絶望の淵に沈んだ少女は、いつのまにか見知らぬ小屋の中にいた。
虫達のうごめく音と、様々な鳴き声が木霊していて、独特の土の匂いがする。
一片の明かりもなく、少女の視界に広がっているのは広々とした暗闇。
周りに人の気配もない。

打ち捨てられたような小屋の中で、少女──アリサ・アングレームはひっそりと目を覚ました。
「え…?ここはどこ?わたくしはアルフレッドと剣の稽古をしようとして…」
そこまで思い出しすとズキリと鈍い頭痛がして、全てをはっきりと思い出した。
アルフレッドが義理の両親を殺し、
病床に伏せっていた剣の先生を殺し、
そして…これ以上は考えたくない。
それよりも、今の自分の置かれている状況を確認しなければ。
小屋の外から何者かの気配を感じる。
今の状況は、なにかがおかしいのだ。

とりあえず自分の体を確認する。
どういうわけか怪我は完治しており、礼装も純白を保ったまま。持っていたレイピアも輝きを保っていた。
「どういうことなのかわからないけれど、動く分には問題なさそうですわ。なぜかしら…?」
体が動くことはわかったが、アリサが今確かめたいのは今自分がいるこの場所だった。
稽古場にいた自分が、なぜこんな小屋の中にいるのかどうしてもわからない。
もしかしたら、本当にもしかすると、今までの出来事は彼の言った通り悪い夢だったのかもしれないと思った。
「とりあえず、外の様子を確かめないと…」

体が満足に動くことを確かめ、小屋の外に出たアリサは…驚きの色を隠せなかった。
「お目覚めかね?山形亜里沙ちゃん。私はこの世界の頂点に君臨する『王』だ。特に決まった名前はない。なんとでも呼びたまえ。」
王と名乗った男の出で立ちは、白ブリーフとド派手な赤いマントを羽織っているのみ。本人が言う通りこの世界の頂点に君臨する人間の風態とは思えない。
「ご、ごきげんよう…わたくしはアリサ・アングレームと申しますわ。その…ここがどこなのか、伺ってもよろしいかしら?」
「ここか?ここは私の城だ。アルフレッドとやらに殺されかけていた貴様を救ってここまで運んだのだ。」
「そ、そうだったんですの!?それは…誠にありがとう存じます…」
どう見ても人助けをするようには見えないのだが、とりあえずアリサは感謝の意を表した。そんなアリサを見て王は不敵に笑う。
「はははっ…!あの執事さえいなければ、もっと早くここに連れてきてやったんだがな。」
「…え?それはどういうお話なのかし…きゃあああっ!?」
足に違和感を感じ下に視線を移すと、拳大ほどの大きな蛞蝓が足元に蠢いている。何匹かはジャンプをしてアリサの足に張り付いた。
「やっ!気持ち悪いっ!なんですのこれはっ!」
「貴様の力を吸い取るかわいい天使たちだ。すぐに気持ちよくなってくるから安心したまえよ。」
「ぐっ…あっ…!服の中に入って…!んやうううっ!」
蛞蝓たちはアリサの体に張り付くと、口から突起を出して一斉に吸い取り始めた。足を舐めるように、腰を撫でるように、胸を吸い取るように、様々な部位から華奢なアリサの体を蝕んでいく。
「あぁぁぁっ!」
突然足の感覚がなくなり、アリサはその場にドサリと倒れこんだ。
「あっ…ああっ…!はぁぁあぁっ…!なんなんですのっこの感覚は…!」
「抵抗できない程度に力を奪ってやるのさ。俺のお楽しみのためにな…!」
なんとか体を動かそうとするが、腕にも足にも力が全く入らない。自分の体の感覚が急激に消え去っていくのを感じる。
倒れて身悶えるアリサに、王はゆっくりと近づいてアリサの顔に唾を吐いた。
「ぐっ…!汚いものを、貴族のわたくしに飛ばさないでくださるかしら…!」
「何が貴族だ。俺は王だぞ。立場的にも俺様の方が上だバーカ!」
王は子供のような口調で煽りながらアリサの顔を踏みつけた。
「ぐうううううっ…!あなた…わたくしに何をするつもりですのっ…!」
「それは俺の気まぐれで決まるからな。まあすぐに思い知ることになるよ…ケケケケケケ!!!」

115: 名無しさん :2016/11/18(金) 23:16:31 ID:???
「いっ…いい加減に、なさいっ…!」
アリサはレイピアを抜き、「王」と名乗る男に切りつける。
「おっとぉ!まだそんなに動けるなんて…じゃじゃ馬なお嬢様には、お仕置きが必要だなぁ!ケケケッ!!」
王は下卑た笑い声を上げながら後方に大きく飛び退いた。
なんとか踏みつけから逃れたアリサだが、純白の礼装は早くも泥とナメクジの粘液に塗れてしまう。

「…んんっ…く、このっ…!」
(じゅ…っぽん!!…ぐちゅ…にちゃぁっ…)
胸に張り付いたナメクジを引き剥がそうと、両手に力を籠めた。
だが、肌にぴったりと密着した一匹をやっとの事で剥がしても、その間に新手のナメクジが三匹、四匹と足元から這い上ってくる。
剥がしたナメクジから粘液が膠のように糸を引いて不快な音を立てる様に眉を顰め、アリサはナメクジを剥がすのをひとまず諦めるしかなかった。
「く…キリがありませんわ!…先にあの男を、何とかしないと…」
ナメクジに力を吸われる異様な感覚に耐えながら、レイピアを構え直すアリサ。
「武器を持ったヤツが相手なら、アレを使わざるを得ない…フヒヒ」
それに対して、王がマントの中から取り出したのは…

116: 名無しさん :2016/11/18(金) 23:18:40 ID:???
「キ~~ング・スーパーゴールデンミラクルアルティメットハンド!D!X!二刀流~!!」
持ち手のついた細い棒の先端に、プラスチック製の機械の手がついている…おもちゃのマジックハンドだ!

「やっ!はぁっ!!…くっ!」
速攻で勝負を付けなければ、ナメクジに力を吸われ続けているアリサに勝ち目はない。
だが、矢継ぎ早に繰り出されるアリサのレイピアを、王は両手のマジックハンドで易々と受け流し…
反撃と言っていい物かどうか、奇怪な技を次々と繰り出してくる。
「キーング…デコピン!アーンド猫だまし!からの~…キーングめくりジャンプ!!」
「…くっ!この、ふざけた真似を……えっ!?」
王は間合いを詰めてアリサのスカートの裾をつまむと、そのままアリサを跳び越すように大きく跳躍。
すると…スカートが大胆にまくれ上がり、アリサのピンク色の下着が露わになる。

「ほほー。ぱんつは白じゃなくてピンク色なのか…クヒヒヒ」
「ちょっ…!!…なななな何を!」
慌ててスカートを抑えるアリサ。…だがそれは、王に背後を取られた状態から致命的な隙を生む結果となった。

117: 名無しさん :2016/11/18(金) 23:20:09 ID:???
「そんなザマじゃ、1000回やりあっても僕には勝てないねェ…キーング膝カックン!!」
「えっ……」
押し出すような膝蹴りが、アリサの両膝裏をピンポイントで突く。膝が曲がってガクリと腰が落ちた所へ…

「王!カン!チョー!」
「あ"ぎぃっ!!?」
超高速で突き出された人差し指が、ピンク色のショーツ越しにアリサの肛門を正確に撃ち抜き…

「そしてとどめのー…王!サマー!ソルト!!」
「………!!!……」
そして最後に、王は後方宙返りをしながら跳躍。その勢いで大きく振り上げられた脚がアリサの股間に直撃した。

「おっ…あぁ、ぁぁっ……!」
股間を抑え、お尻を突き出した無様な体勢のまま、アリサは声にならないうめき声を漏らし続けていた。

118: 名無しさん :2016/11/19(土) 02:02:43 ID:n7SVJbGY
「すれ違えば誰もが振り返ると言われた美しいアングレーム家の高嶺の花が、なんて無様な格好だ…ケケケ!」

「ぐああ゛あ゛…!あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ…!」

王の鮮やかな一撃は尋常ではない脚力で繰り出されており、骨身に染みるほどの激痛だった。アリサはお尻を突き出したままひくひくと痙攣していた。
目は焦点が定まらず涙が滲み、口は舌を出して涎を垂らし、両手は蹴り上げられた股間を押さえている。その様子は誰が見ても少し笑えてしまうほど、無様で滑稽な姿であった。

「楽しくなってきたからもう少し痛ぶってやるか。衛兵!アレ持ってこい!」

衛兵が持ってきたのはヌメヌメとした触手のような鞭である。王はそれを手に取って投げると、まるで鞭が意志を持っているかのようにアリサの体と首へしっかりと巻きついた。

「ううっ…まだわたくしを痛ぶって楽しむつもりですの…?随分にも程がありますわ…」
蛞蝓に体力を吸い取られ、自分の体も満足に動かせない状態になったアリサは、消えそうなか細い声で呟いた。

「おっ許してほしいか?俺様に泣いて詫びれば可能性はあるぞ~?」
「わたくしは今…精神的にとても疲れているんですの…どうか、どうかこれ以上はご容赦ください…!」
アリサは触手にゆっくりと持ち上げられつつも、王に向かって涙を流しながら頭を垂れた。

「無様な姿で謝るのも絵になるとはな…いいだろう。今回はここまでだ…」

王がそう言うと、固く締め付けていた触手が少し弛緩した。
やっとこの地獄から解放される…アリサは心の底から安堵した。









が。

「んなわけねええええええだろろろおおおおおおおおッッッ!!!!」

ギチギチギチッッッ!バリバリバリバリバリバリバリバリバリ!!!
「あぁッ!?い゛やああああぁぁああああああああぁぁぁああッッッッ!」

王が叫ぶと触手は先ほどよりも強くアリサの体を縛り上げ、さらには高圧電流をも強引に流し込んだ!

「ヒャハハハァッ!もっともっと鳴けえ!俺様に恐怖して泣き喚けッ!ゲハハハハハハ!」

「キャハァッッ!やだあ゛あああぁぁぁぁああああッ!じぬっじんじゃう゛っやめでえ゛ええええ!い゛あああぁぁあああああああぁぁぁぁッッッ!」

「さらに電圧アップだあああ!ギャハハハハハハ!」

バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!!!
「ひいぃん゛っ!お゛っ!うげえっっっ!!ひぎゃあ゛あ゛あ゛ああああッッッ!!あひっ!ひぎいいいいぃっ!あ゛ッあ゛ッあ゛ッ!!!らめ゛え゛え゛え゛ええぇぇぇぇええええええええっっっ!!!」

容赦無い締め付けと電撃の攻撃に、アリサはなすすべもなく獣のような悲鳴を上げ続ける。
純白の礼装には大きな亀裂が入り、体からは煙が立ち上り始め、股間からはじんわりと染みが広がっていった。
常人ならば目を逸らしたくなる少女の痛ましい姿を、王は一眼レフカメラを回しながらニヤニヤと笑っていたのであった…

119: 名無しさん :2016/11/19(土) 11:08:43 ID:???
「ようやく大人しくなったなぁ…だが本当の『お仕置き』はこれからだ!…ベティちゃん!いらっしゃーい!」
「はぁっ…はぁっ……な、なに…を……ひっ…!」

ボロ小屋をバキバキと踏み倒し、森の奥から現れた巨大な影…それは、一軒家ほどの大きさの超巨大ナメクジだった。
「コイツは僕の可愛いペットだ。さぁベティちゃん、エサの時間だよ~」
「え、エサって…ま、まさか…」
それはアリサの頭上でぽっかりと口を開け、粘つく唾液を垂らしながらゆっくりと迫ってくる。

「ひっ!お、おやめなさ…んぶぅっ!?」
周囲が見えなくなる程の大量の粘液が雨のように降り注ぎ、アリサの髪やドレスがぐしょぐしょに濡らされる。
白い服越しにピンク色のブラジャーやショーツが透けて見えてしまっているが、今の彼女に気にする余裕はなかった。

(ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ…じゅるっ……)
「んっ…むっ……えぶっ…うあぁぁぁっ……!…お願い、やめて…!」
逃げようにも下半身のダメージのせいでろくに動けず、剣を振るう力ももはや残っていない。

「…ダメだね。オモチャ以下のナマクラとは言え、王に剣を向けた罪は重いのだァ…ヒヒヒ!」
回り続ける王のカメラ。その映像はすぐさまネット上にアップされ、多くの再生数を叩き出すことになるだろう。

(じゅぱっ…じゅるるっ…じゅちゅ…ぐちゅ……)
「んむ"ぅぅっ!?」
最初は頭から。次は、胸と二の腕。必死に脚をバタつかせて抵抗するアリサだったが…

(…じゅるるるる!!)
「………っ……!!」
巨大ナメクジの咥内ですさまじい音が響くと、ビクビクとアリサの脚が痙攣し始める。

(…じゅるっ…ぐちゅるるる………ちゅるん)
「………、……」
そして力尽きたのか、ぐったりと動かなくなり…やがて巨大ナメクジに呑み込まれていった。

  • 最終更新:2018-01-21 22:51:59

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